会員各位
総合科学技術会議、地球観測ワーキ ンググループの地球科学部会と地球環境部会の報告が出ています。今月一 杯まで、public commentを求めるために公開されています。すでに地震学会では公開直後に、学会役員から代議員まで、意見を寄せるよう指示が出 されてい ます。これは今後の、日本の地球科学の行方を左右する重要な報告なので,充分に関心を持たれて,意見を寄せる必要があります。
地質学会も、少々出遅れましたが、評議員から代議員レベルまで、内容をよく読まれて,意見を持つ人が直接、コメントを寄せていただきたいと思います。 本会のホームページ上からも総合科学技術会議の関連部分にリンクを張っていますので,ご覧いただけます. (日本地質学会 副会長 木村 学)
<なお,この件に関しては,白石和行会員からも下記のようにご連絡をいただいております.>
総合科学技術会議では、今後10年程の地球観測に関する我が国の取り組みの 基本的な考え方を明確にするため、平成15年9月に地球観測調査検討ワーキン ググループ(以後、「ワーキンググループ」)を設置し調査検討を行ってきま した。その結果は、平成16年3月24日の総合科学技術会議において、「今後の 地球観測に関する取り組みの基本について(中間とりまとめ)」として決定さ れ、関係大臣に意見具申されました。その後、[1]地球温暖化、[2]地球規模水 循環、[3]地球環境、[4]自然災害・地図作成・資源探査、[5]定常観測、[6]地 球科学、[7]生態系、[8]データシステム、[9]国際対応の9つの部会をワーキ ンググループに設け、引き続き分野毎の地球観測の重点項目等について調査検 討してきました。
各部会の報告書がまとまり、現在下記のサイトでパブリックコメントを求め ています。今日現在、報告書が提示されているのが4件、観測の重要度等の一 覧表が示されているのが3件ですが、コメントがありましたら積極的に提出してはどうでしょう。今後10年 スケールの大型の観測の概算要求に際しては、 どこかに書かれている必要があると考えられます。
「地球観測調査検討ワーキンググループ部会報告(案)」の意見募集について
http://www8.cao.go.jp/cstp/project/envpt/pubcom/geo.html
○関連サイト:内閣府総合科学技術会議ホームページ
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