中部支部

総会・シンポジウム・巡検のお知らせ

中部支部では以下の通り2007年支部年会を静岡大学で開催します.あわせてシンポジウムと地質巡検を計画しましたので,皆様是非ご参加ください.詳細と参加申し込みは下記をご参照ください.

日時:2007年6月9日(土)
受付開始 9:30,
支部総会 10:30-12:00,
昼食(幹事会)12:00-13:00,
シンポジウム 13:00-18:00,
懇親会 18:30-20:30

会場(総会-シンポジウム):静岡大学静岡キャンパス教育学部L棟3階多目的実習室.当日は土曜日なので,全部の入り口の鍵がロックされています (アルバイト学生が会場建物の玄関入口に案内に立っています).

静岡大学への交通:
・JR静岡駅北口前(エクセルワード静岡ビル前)から、静岡鉄道バス13番線乗場にて静岡大学行き又は大谷行きに乗車し、静岡大学前下車 (所要時間約20分).片道280円.バス停より会場まで徒歩で,山道10分弱です.

 静岡駅バス亭地図(13番のりば:美和大谷線):
http://data.shizutetsu.co.jp/nanj/polelist.do?busstopcode=10010
 時刻表(土日祝)
http://data.shizutetsu.co.jp/nanj/table_frm.do?dataType=3&busstopcode=10010&polecode=13

お車でお越しの方は,6月1日までにメールで延原までご連絡くださいetnobuh@ipc.shizuoka.ac.jp).駐車場位置図をPDF書類でお送りします.来客として正門守衛詰所で手続きを行い,臨時駐車許可証を発行してもらいます.所定の駐車場をご利用下さい.
 キャンパスマップ:http://www.shizuoka.ac.jp/guide/b-2-1a.html
*静岡大学総合案内・交通案内:http://www.shizuoka.ac.jp/guide/b-2.html
*昼食について:大学生協第1食堂は11:00-13:00まで営業しています.周囲には他にお店がありませんので,お弁当を用意されるのもよいかと思います.

・シンポジウム「伊豆弧の衝突と中部日本のテクトニクス」:伊豆弧の衝突は、沈み込み三重会合点の進化と直接関係しており、プレートテクトニクス研究の上でも重要な位置を占めるとともに、中部日本のテクトニクスの根幹を握っています。本シンポジウムは、この問題を次の4つの構成で討論する予定です。

【1】伊豆弧の衝突テクトニクス
 新妻信明(静岡大):伊豆弧の多重衝突とプレートテクトニクス
 高橋正樹(日大):伊豆弧の衝突テクトニクスとマグマ活動

【2】伊豆弧衝突と中部日本の変形
 木村治夫(産総研):伊豆弧の衝突と丹那断層周辺の変形
 原山 智(信州大):日本アルプスの隆起と伊豆弧の衝突
 狩野謙一(静岡大):伊豆弧の衝突と中部日本の変形
 星 博幸(愛知教育大):中部日本における中央構造線の屈曲形成に対する新知見:長野県高遠地域の平行岩脈群と西偏古地磁気方位
 竹内 章(富山大):中部日本の活断層
 林 愛明(静岡大):伊豆弧衝突帯の活断層

【3】中部日本の火成作用と伊豆弧衝突
 石渡 明(金沢大):伊豆・マリアナ弧周辺の海底基盤岩と伊豆前縁衝突帯の火成岩・変成岩
 田村芳彦(IFREE):伊豆弧の火成活動と海洋島弧地殻の発達
 三宅康幸(信州大):中部日本の前期更新世火山岩類と伊豆弧衝突

【4】伊豆弧衝突と地質・生物の変遷
 延原尊美(静岡大)・池原 研(産総研):テクトニクスが創る生物多様性:伊豆弧北端部の貝類遺骸群集
 小澤智生(元名古屋大)・野坂大輔(気象庁):中部日本相良地域の中新世前期の付加体女神ユニット
 新妻信明(静岡大):伊豆半島の地質と衝突テクトニクス

・ポスター発表(地質学関係であれば,テーマは特に限定しません)も公募しています.ポスターサイズ等特に指定はありませんが,テープ・画鋲等は各自でご用意ください(会場は,シンポ会場の廊下・階段などのフリースペース・懇親会会場等を検討しています).とくに,能登半島地震に関する速報的な発表をしていただける方がおられましたら是非お願いいたします.

・参加費(総会・シンポジウム):無料
・懇親会:18:30-20:30(生協第2食堂にて.会費:5,000円程度を予定)
・宿泊: 宿泊情報の提供・斡旋は静岡大学生協トラベルセンター(担当:青萩,連絡先054-237-1160/Fax 237-8440, e-mail: shizudai-travel@cc.wakwak.com)でも行っています.ご相談ください.

・巡検「伊豆半島の地質」のご案内:シンポジウムに併せて,以下の要領で巡検を企画しました.ふるってご参加ください.申し込みは下記参加申し込み先まで
・案内者:新妻信明
・費用:3,500円程度(フェリー代,昼食代,燃料代などの実費).静岡大学のバスで移動します.自家用車で参加される方はその旨ご連絡下さい.ガソリン代,フェリー代などの実費はご負担願います.
・巡検定員:20名程度(大学公用車利用,自家用車の方は別枠で参加可)
・日程:2006年6月10日(日)
  静岡大学をバスで7:00出発-7:30静岡駅前で参加者ピックアップ
  17:00 JR三島駅解散予定(参考:新幹線ひかり,東京方面17:30,名古屋方面17:50). 

・見学ポイント:伊豆半島が火山フロントになる前の火成活動から,本州弧衝突直前までの地質諸現象を見学します.中新統仁科層群一色玄武岩,鮮新統堂ヶ島火山岩類,中新統湯ヶ島層群,中新統白浜層群(大型有孔虫化石露頭),更新統横山シルト岩.詳しくは,日本地方地質誌「中部地方」(朝倉書店)の17.1〜17.6(p. 394-405)を参照ください.
・ 資料:総会会場および集合場所で巡検資料を配布します.

【すべての参加申し込み先】準備の都合がありますので,5月16日(水)までに
 参加内容(総会,シンポジウム,懇親会,巡検,ポスター発表(ポスタのサイズ)についてそれぞれ),連絡先(e-mailが望ましい)を明記して,お申し込みください.

 延原尊美 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 
 静岡大学教育学部地学教室 
 e-mail: etnobuh@ipc.shizuoka.ac.jp
 TEL/FAX: 054-238-4632.  

Copyright © 2003 日本地質学会 All rights reserved.